2011年9月6日火曜日

9.6 インターン

眠たいのに眠れない。
だから、明日書こうと思ってたけど、今日のことは今日書こう。




今日は2学期初のインターン。
中学校です。
いつもは丸々一日なのだけど、今日は午後から教育相談とかなんとかで、午前中しか授業なく、わたしも午前中だけ。

1年生の理科(1時間)と、特別支援学級(3時間)行ってました。




理科は「ものが見えるとはどういうことか」ってとこに入ったとこ。
1年生初の一分野。
光の単元です。

初めての理科室(理科室2つあるのんの片方)で、最初はざわざわしていました。
席順も生徒にとっては気になるとこですね。
生物模型などに興味津々。

今日は、水槽に水をいっぱいにはってガラス棒を入れると、ガラス棒はどう見えるか、ってのをやりました。
まず予想をします。

・曲がって見える
・大きく見える
・小さく見える
・変わらない
などなどが出ていました。

が、大きいといっても、長さが大きくなる(長くなる)、幅が大きくなる(太くなる)、などの表現の違いもあるし、長さは変わらず太くなる、長く太くなる、など、自分の予想をより具体的に、近い言葉で表現する、ってことを教えてもらっていました。
今日は3年生担任の理科の先生だったのですが、今の3年生にも1年生の頃からそうやって指導してるけど、なかなか身につかない、とおっしゃっていました。




特別支援学級では、畑に植えてたカボチャを収穫しました。
「こつまなんきん」という品種(漢字は変換できないし忘れた)。

緑じゃなくて、ちょっとくすんだ薄いオレンジ色のカボチャ。
4つくらい獲れたかな。

けどもみんなあんまりカボチャに興味ないのかな。
毎日お世話する、とかそういうのでもなさそうだったしなぁ。
意識の中にないような、そんな印象。
むしろ先生達の方が実りに対して関心あったな(わたしも含む)。


獲れたカボチャの絵をみんなで描きました。

見たままを描く、って難しいのね。
空間認識能力とか色の認識の問題なのだろうけど。

例えば大学で岩石のスケッチをした時、友達にどう描いたらいいか分からない、と言われた時は、「そう見えるように描くんだよ」と言いました。
だってその言葉が一番イメージに近かったから。
まぁ大人相手だし。
でもさすがに投げすぎなので、その後実際にわたしがどうやって描いてるかを一緒にやりました。
まず見える線で、含まれている石の形とかを表して、全体で見た時のような模様にしていく。
そんで、色を重ねるとか、ニュアンスとか、その岩石っぽさ、とか

しかし、相手は子ども。
「描けないよ~、分からないよ~」と言ってる子がいたので、さぁどうしよう…、と思って、とりあえずカボチャの実物に沿って、輪郭になるような線をたどってみました。
これは効果ありでしたが、その子がカボチャの形を認識しているのではなく、わたしの言うとおりに形を描いてただけだと思います。

これは、どうなんだろう。
その子には見えてないものを、どうやって認識させよう。
興味がないのか、意識が向かないのか、向けないのか。

そもそも絵描くのそんなに好きな子じゃないからなぁ。
歌う方が好きな子。
こないだ誕生日で、まるまるもりもり~、のCDを買ってもらったそう。
踊り付きで歌ってくれました。


絵に描いた後、カボチャの1つはホットプレートで焼いてみんなでいただきました。
カボチャ切ってる時に手切った。
いたい。

みんな食べることには意欲満々でした。
「イモおいしい」
と言ってる子がいましたが、これはイモではないよ。

でも薄めに切ってバターとお塩で味付けして、お焦げの感じからも、イモでもおかしくないような…。
とれたて新鮮で、ホットプレートあつあつでおいしかったけども、カボチャの甘みはあんまり分からなかったなぁ。
切って、ちょっとだけチンした時の方がカボチャの甘い匂いした。




研修記録をまだ書いておりません。
ていうか、もうこれ研修記録じゃん。

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