2011年12月9日金曜日

12.9

今日は理科支援でした。

大文字駅伝というのが2月にあるらしいです。
で、今日はそれに出場するための支部大会がありました。
ほんとは昨日だったけど、雨で今日になりました。
それで、急遽時間割変更とかで先生方はバタバタしておられました。

そんで、6年の理科専科の先生も駅伝の方に行かれたので、今日は6年生の担任の先生が理科の授業をされてました。
理科専科以外の先生の授業を見る機会はほとんどないので新鮮!
理科が専門の先生らしい。

授業は、塩酸、ホウ酸水溶液、砂糖水、アンモニア水、炭酸水、酢、石灰水をアルコールランプ使って蒸発させて、液体の区別をしよう、っていうの。
蒸発させた後に何か残ってたら固体が溶けた水溶液。
何も残らなかったら気体が溶けた水溶液。
ってな感じ。

他にも何か今日はいっぱいすることがあってぐるぐるだった。


まなびでは、初めて子どもを叱った(怒った)。

けっこうふざけたり、真面目に宿題したりはしにくい子なのだけど、今日その子がふざけてわたしにペッと唾を飛ばしてきた。
カッとなりましたが、冷静に低い声で言いました。

言いながら、必死で言い回しを考えました。
が、考える間もなく言葉は出て行きました。

けど絶対、押しつけない、上から言わない、その行為はどうなのか、とかが頭の中をぐるぐる…。
周りではわたしに唾ペッてした、ってちょっとざわざわしてる。

っていうことに気づいたら、自分が今その子の目をまっすぐ見ていて、その子もわたしをじっと見ていることに気づいた。
きっとわたしすごく恐い顔してたのかもしれない。
いつもみたいなふざけた表情はかけらもなく、ちょっとおびえたような、びっくりしたような、そんな感じ。

実習の時に先生から言われたこと、教師の視点。
わたしがどんな気持ちか言うのではなくて、それを自分がされたらどう思うか、考えさせる。
けど、今回はもうそこまで頭が回らなくて、わたしはそれをされてすごくイヤだったよ、と言いました。

ちょっと冷静になってきたわたしは、人が嫌がることした時どうするの?ってして、謝ってもらいました。
でも言わせた感があるのがイヤだなぁ…。
これが子ども同士の間に入った時ならいいんだけどなぁ。

そんで、友達にもしちゃダメだよ、って言ったら「分かってる」って言いました。
したら良くない、相手がイヤな思いをするのは分かってるのです。
だけど、かまって欲しくてついふざけすぎたり、その加減がはかれなかったりするのだろうと思います。
だけど、そこはきちんと読めるようになっていかないといけないところ。
だから、特に低学年では何がよくてダメか、それは何故かをその都度指導する必要があるらしいです。

あぁ難しいなぁ。

くどくど言わずに必要なことをスパッと短く言えるようになればいいな。

自分がされたらどう思うか。
自分がされてイヤなことを相手にすると、相手もイヤな思いをする。
自分がされてイヤなことは人にはしない。

これが無意識に投げかけられるように、まずはなりたい。

叱る、怒る、注意する、など色々ニュアンスがあるらしいです。
自分のために怒って、人のために叱る。
そんなことを何かで読んで、あぁそうだなぁと思ったのですが、今日のわたしは7割叱って3割怒っていたかなぁ?
感情的になるときっと怒ってしまいそうだけど、教師だって人間だもの。
怒っても決して、人格でなく行為について言う、押しつけない・上から言わない(子どもに考えさせたい←沸騰する時に出てくる気泡みたいに、子どもの中から湧き上がらせたい←イメージは沸騰する時の気泡だけど、字は「沸く」より「湧く」のがしっくり。)、は筋を通しておきたい。

案の定ちょっと落ち込んでたので、ちょっとしてからまた宿題の進み具合みたりと、普通~にしました。
叱った後はフォロー必須らしいです。

子どもとうち解けてるのはいいのだけど、筋を通すところ、線を引くところはしっかり持っとかないと、友達ぽくなってしまう。
これもまた難しいところだ。

自分の芯、基準をしっかり持つところから。

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