2013年2月26日火曜日

13.2.25

 



すっかりお久しぶりなこっち。

最近ようやく研究室の人たちと教材研究始めました。

1年生の一番最初、植物のつくりとはたらきのところ。
ホウセンカの維管束の観察のとこで着色した水を吸わせるのだけど、なかなか色がつきにくいって聞いたので何だったら染まりやすいか、見やすいかなど調べます。
ホウセンカは手に入らなかったのでアスパラで代用。

教科書にはペンのインクや食紅ってあります。
今回はペンのインク(赤)、木材に塗る塗料(青)、酢酸オルセイン溶液(紫)の3種類を使いました。
青はロンドン製で粉末で水に溶かして使います。物珍しかったので試しに買ってみました。
酢酸オルセイン溶液は薬品棚にあってたまたま目に付いたからです。














この状態でつけて30分もしたら赤と青のアスパラの先っちょがほんのり色づいていました。








紫は目に見える変化はあんまないような。
ここでアスパラを全部液につけたことを後悔しましたー…。

茎も内側を色水が通っているような感じに見える。






















そんでアスパラの下の方をカミソリでうすくスライスします。
うすくすんの難しい。
慣れればいけそうだけど、1時間で中学生にできるかはかなりあやしい。




 
 
 

 
肉眼で見た感じはきれいに染色できています。
スライス進めても多分そんなに染色具合は変わらないと思われます。
維管束がバラバラに散らばってるのがとても分かりやすい。
そして色もきれい!
 
紫でもやってみたけど茎がぶよぶよしてうまくスライスできない。
ピクルスみたいだったよー。
紫はスライスするごとにすぐ色がうすくなっていきました。
 
 
 
 
 
次はこれを顕微鏡でみます。
 




















これは赤の。
さすがに接眼レンズにスマホ接写ではこれが限界でしたー。
道管のとこがきれいにピンクに染まっていていますがその周りの細胞にまで色がにじんでます。
師管はきれいな空洞でした。

青は肉眼ではきれいに染まってたけど顕微鏡で見るとイマイチうすめでわかりにくかった。

紫はあんま期待せずにみた。
色自体は濃くないけど、周りの細胞ににじまず道管のところだけきれいに染まっていました。

色々トータルで考えるとペンのインクが一番いいかなー。




次はオオカナダモを使って光合成が葉の細胞のどこでおこってるのかを観察します。
光合成は葉緑体で起こるってのは小学校で学習済みですが、実際にそれを観察します。
この実験は葉緑体が思うように染まらないらしいのです。
チャレンジですー。




中学校実習の実習記録が返却されました。
が、わたしがファイルに挟んで提出したはずの指導案が2部なくなってる。
なんで?
指導案だけじゃなくて板書計画から留意点まで練った跡や反省点などもたくさん書いてあったのに。

この後期の成績も出て、小学校実習2つ、中学校実習1つの3つのなかで中学校のが一番悪かった。
2週間だし、環境も人も全然違うし、ほんの一面の評価にすぎないのは分かってるけど、この3年間の中で一番の山場で集大成ともいえるような実習で、中学校で働くことも意識もして臨んだから、やっぱり成果の一つとしてこの結果は悔しくて悲しい。
でもやっぱり自分の弱いとことかすごく見えたし意識したし、できなかったこともいっぱいあったから、そことちゃんと向き合っていかないといけないなー。
あぁ公立小学校実習でお世話になった先生に会いたい。

この成績と、努力の軌跡(指導案)がなくなっててダブルで落ち込みました(;_;)
明日学務に行って聞いてみます。
見つかりますように…!




それにしてもぶろがーでめっちゃブログ書きにくいぜ。
画像入れた後のカーソル位置とか消せない変な空白とかなぜできるのかしら??

 


 


2 件のコメント:

  1. タイトルのDyeingってもしかしてこの植物の染色のこと?深いねー d(-◇-)b

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  2. こいくん
    そーだよー!なんか染める感じの意味合いのタイトルにしたかった気がする。
    もっとビビッときた日本語あったのになぁ。なんだったかなぁ(^_^;)

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